〈資料写真〉噴煙を上げる桜島
30日午前1時29分ごろ、桜島(鹿児島市)の南岳山頂火口で爆発が1回あった。鹿児島地方気象台によると、噴煙の高さは1000メートルで噴煙量は中量。大きな噴石の飛散は不明だった。
気象台によると、桜島は5日以降、山体が膨張した状態が維持されているが、さらなる膨張を示す特段の変化はみられない。噴火警戒レベルは3(入山規制)。31日に噴火した場合、午前0〜9時は鹿児島市吉野、午前9時〜正午は同市街方向への降灰が予想される。
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霧島連山・新燃岳は、30日午前0時6分ごろに噴火し、午後10時現在も連続噴火している。鹿児島地方気象台によると、噴煙量は極めて少量で、噴煙の高さは最高で100メートル。火山性微動も連続している。
噴火警戒レベルは3(入山規制)。火口から3キロ以内で大きな噴石などへの警戒を求めている。
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