【ガーデニング】日陰でもOK!今が植えどき〈多年草7選〉シェードガーデンで育つ花々

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上から照り付けていた日差しは、いつの間にか傾きが感じられるようになり、ジリジリとした暑さを感じることも少なくなりました。

これから12月までは、どんどん日が短くなる季節。太陽の位置はさらに傾いてくるので、日なただった場所が日陰になることもあるでしょう。

そこで今回は、秋が植え付け適期の日陰でも育てられる花を紹介します。植物を植えるとき、参考にしてみてくださいね。

1. 日陰でも育つ花!今が植えどきの多年草7選

1.1 アジュガ

ダークカラーの葉がオシャレなグランドカバー「アジュガ」

ダークカラーの葉の上に青い花を穂状に咲かせているアジュガ

ダークカラーの葉色がオシャレなアジュガは日陰でも育てることができる多年草。草丈が低く、グランドカバーにもおすめです。開花期には、一面に咲くパープルやピンクの花が楽しめます。

アジュガは乾燥に弱い性質なので、土が乾きやすい日当たりのよい場所は生育に適しません。ある程度湿り気のある場所や保水性のある土に植えるのがおすすめです。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

1.2 ヒューケラ

カラフルな常緑の葉で日陰を彩ってくれる「ヒューケラ」

紫、赤、オレンジの葉をつけているヒューケラ

ヒューケラは秋ガーデンにピッタリのリーフプランツ。日陰でも育てられる多年草です。地面を美しい葉色で覆うので、グランドカバーとしてもおすすめです。

カラフルでオシャレな葉は常緑性で、冬でも枯れることはありません。グリーンやホワイトがメインになりがちなシェードガーデンが、ヒューケラを植えると彩り豊かに変わります。

※参考価格:400円~800円前後(3号ポット苗)

1.3 プルモナリア

寒い時期から咲く小花がかわいらしい「プルモナリア」

ピンクと紫の花を咲かせているプルモナリア。葉は水玉模様

プルモナリアは鮮やかなブルーやパープル、ピンクなどの花を咲かせる多年草です。植え付けの適期は秋と春、開花は2~5月です。

早春の彩りの少ないガーデンにもおすすめで、寒い時期から咲く球根植物などと一緒に植えるとガーデンが華やぎます。開花時期は明るい日陰で、夏は適度な湿り気のある涼しい場所で育てましょう。

※参考価格:600円~800円前後(3号ポット苗)

1.4 アスチルベ

梅雨時に咲くフワフワの花が魅力の「アスチルベ」

ピンク色のふわふわの花を咲かせているアスチルベ

アスチルベは梅雨にフワフワとした花を咲かせる多年草。開花時期が梅雨なので雨に強く、梅雨ガーデンを美しく彩ります。

高温と乾燥に弱く、日陰が生育場所に向いています。植え付けは秋や春がおすすめ。植えっぱなしでも育てることができますが、数年に一度は植え替えをしましょう。

※参考価格:700円〜900円前後(3号ポット苗)

1.5 ヤブラン

丈夫な性質と細長いスタイリッシュな葉が魅力の「ヤブラン」

葉の縁に白い斑が入っているヤブラン。紫色の花を穂状に咲かせている

グランドカバープランツとして人気のヤブランは、庭や公園の植え込みなどでよく見かける多年草です。大変丈夫な性質で、生育場所を選ばないため、日陰のガーデンでも育てることができます。

葉に白い筋が入る品種は涼やかな雰囲気で、夏から秋は穂状に咲くパープルやホワイトの花も楽しめます。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

1.6 イチリンソウ

白く可憐な花が魅力の「イチリンソウ」

白く可憐な花が満開のイチリンソウ

ホワイトの可憐な花が楽しめるイチリンソウは日陰でも育てられる多年草です。日本に自生する山野草で、木陰など明るい日陰が生育場所に適しています。

夏は直射日光を避け、涼しい場所で育てましょう。地下茎で増えていきますが、爆発的には増えにくい性質です。増えるかどうかは生育環境に影響されますが、定期的な植え替えなどをして適切な管理をおこないましょう。

※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

1.7 クリスマスローズ

うつむき加減に花を咲かせる美しい冬の女王「クリスマスローズ」

濃紫色の花を咲かせているクリスマスローズ

クリスマスローズは冬の女王とも呼ばれる多年草。花を下向きに咲かせる姿は奥ゆかしくも、気品があります。花の形や模様の種類も多く、世界中のガーデナーに愛されている植物と言えるでしょう。

高温多湿が苦手で、日陰の庭が生育場所として向いています。ただし、秋から春は柔らかな日差しを当てたほうが株が元気に育ちます。地植えをするのに適当な場所が見つからない場合は、鉢植えで育てるのもおすすめです。

※参考価格:1500円前後(3号ポット苗)

2. まとめにかえて

今回は、秋が植え付け適期の日陰でも育てられる花を紹介しました。

今から植える多年草は今年の秋に楽しむだけでなく、来年以降のガーデンでも楽しむことができます。

ガーデンでどんな花を楽しみたいか、この機会にガーデニングの計画を立てるのもおすすめです。あなただけの素敵なガーデンをぜひ作ってみてくださいね。

LIMO編集部

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