【新燃岳降灰予想】新燃岳が噴火噴煙が5500ｍに達する小林市と霧島市で多量の降灰降灰は鹿児島県日置市まで予想

2025.08.28

2025年8月28日(木) 09:56

霧島連山の新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制となっています。
新燃岳は6月27日から断続的に噴火しており、気象台によりますと、28日午前4時53分に噴火が発生し、噴煙は火口からで5500メートルの高さまで達しました。
28日午前9時現在、この噴火は継続しており、噴煙は火口縁上3700ｍまで上がっています。

28日午前9時18分にの気象庁が発表した降灰予報によりますと、28日午後3時まで噴火が継続した場合、宮崎県小林市、鹿児島県霧島市では多量の降灰があり、降灰は鹿児島県日置市まで予想されます。

【28日午後3時までに予想される各市町村の降灰量】
多量　　　宮崎県　：小林市
　　　　　鹿児島県：霧島市
やや多量　宮崎県　：都城市
　　　　　鹿児島県：曽於市
少量　　　宮崎県　：えびの市、高原町
　　　　　鹿児島県：姶良市、湧水町、鹿児島市、鹿屋市、垂水市、薩摩川内市、
　　　　　　　　　　さつま町、日置市、伊佐市
多量の降灰が予想される範囲内では、不要な外出や車の運転を控えてください。また、やや多量の降灰が予想される範囲内では、傘やマスク等で防灰対策をして、徐行運転を心掛けてください。

また、気象庁が28日午前8時に発表した新燃岳の定時の降灰予報によりますと、29日午前3時までに噴火が発生した場合、下記の方向・距離に降灰および小さな噴石の落下が予想されます。

※噴火発生時、噴煙が火口縁上3000mまで上がった場合の火山灰および小さな噴石の落下する範囲です

◆28日午前9時～28日正午まで
方向：南西　降灰の到達距離：30km　小さな噴石の到達距離：2km