おぎおんさあで、子どもを抱きかかえる鬼神=4日、鹿屋市高須町
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おぎおんさあで、舞を披露する踊り手=4日、鹿屋市高須町
鹿児島県鹿屋市高須町で4日「おぎおんさあ」があり、地元の小中高生や青年らが市無形民俗文化財の神楽舞「刀舞(かっなめ)」を披露した。鬼神や田の神が子どもたちを脅かしながら練り歩き、あちこちで泣き声や笑い声が響いた。
波之上神社境内で舞を奉納した後、みこしや踊り手約60人が行列をつくり出発。なぎなたや刀、弓を持ったり、田の神や鬼神の面を着けたりして炎天下で約2時間、舞を披露した。合間には、健やかな成長を願って鬼神や田の神が子どもたちを追いかけた。
同市旭原から高須海水浴場に来ていた中村晴乙ちゃん(4)は鬼神に抱きかかえられて「怖かった」と涙目。父の涼平さん(35)が「良いことがあるんだよ」とあやしていた。
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