2025年4月23日 午後2時25分
経済産業省が2025年4月23日発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から1円40銭安い185円10銭となった。各都道府県のガソリン、灯油、軽油の価格をまとめた。
全国平均のハイオクガソリンは1円30銭安い196円、軽油は1円40銭下がり164円80銭だった。レギュラーガソリンが最も安かったのは埼玉県と愛知県で179円50銭、最高は鹿児島県で194円60銭で最高と最安の差は15円10銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たりで前週から15円安くなり2295円となった。
福井県のレギュラーガソリン1リットル当たりの価格は3円30銭下がり184円20銭、ハイオクも3円30銭安くなり195円60銭だった。灯油は、店頭18リットル当たりで51円安くなり2315円だった。
高騰が続いているガソリン価格を巡っては、石破茂首相が4月22日、ガソリン価格を1リットル当たり10円引き下げると表明。物価高対策として5月22日から実施するとした。現在は補助金によりレギュラーガソリン1リットル当たり185円程度になるよう抑えているが、こうした目安を廃止して定額値下げに切り替える。夏の暑さ対策として、7~9月の電気・ガス料金を支援することも発表した。
ガソリンの最新価格(都道府県別一覧)
※表示は現金価格(消費税込み)
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