では、九州・沖縄地方で二番目に「人口が多い県」はどこかご存知でしょうか。今回、アンケートで尋ねたところ全体の約3割が正解しました。
記事後半では、九州・沖縄地方で二番目に「人口が多い県」の経済面を紹介します。
1. 九州・沖縄地方で二番目に「人口が多い県」はどこ?
九州・沖縄地方で二番目に「人口が多い県」のアンケート結果
出所:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
LIMO編集部が全国の10歳代〜60歳代の男女100名を対象に、「九州・沖縄地方で二番目に『人口が多い県』はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の34%が熊本県と回答。
次に多かったのが15%の福岡県。そして12%の大分県、11%の宮崎県、10%の長崎県、9%の鹿児島県、7%の沖縄県、2%の佐賀県という順番になりました。
人口とも密接な関連性がある面積は、大きい順で以下の通りです(出所:国土地理院「都道府県別面積の順位」で、*は参考値)。
2. 九州・沖縄地方の県の人口を比較すると…
九州・沖縄地方の県人口順位を見てみると…
出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」を参考に筆者作成
総務省が公表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、2024年1月1日時点で九州・沖縄地方で二番目に人口が多いのは熊本県です。気になる人口は、172万8098人となっています。
次に人口が多いのは、鹿児島県の157万6361人。そして沖縄県の148万5669人、長崎県の128万9994人でした。
全国順位も見てみると、九州・沖縄地方で人口1位の福岡県は509万5379人で全国8位。九州・沖縄地方で2位から4位までの熊本県、鹿児島県、沖縄県は、全国順位でも23位から25位と並んでいます。
また、九州・沖縄地方で一番人口が少ないのは佐賀県で80万1051人で、全国順位は42位でした。九州・沖縄地方で人口が一番多い福岡県と一番少ない佐賀県では、人口に約6倍もの差があります。
3. 熊本県の県内総生産は名目6兆4173億円
ここからは九州・沖縄地方で二番目に人口が多い熊本県について紹介します。
熊本県は九州の中央部に位置し、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県に隣接。県面積の約6割が森林で、東から南にかけては標高1000m級の山々が連なり、北東部は世界有数のカルデラを持つ阿蘇山がそびえています。
14の市と31の町村で構成されている熊本県。国土地理協会が公表している「2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(日本人住民+外国人住民)熊本県」によると、人口TOP3の市は以下の通り。
- 熊本市 72万8677人
- 八代市 12万852人
- 天草市 7万2516人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目6兆4173億円。一人当たりの県民所得は274万6000円でした。
いかがでしょうか。今回は九州・沖縄地方で二番目に人口が多い県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年11月19日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 国土地理院「都道府県別面積の順位」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 林野庁「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」
- 国土地理協会「2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(日本人住民+外国人住民)熊本県」
- 熊本県「令和3年度(2021年度)県民経済計算 推計結果」
小野田 裕太
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