地方自治体の人手不足も深刻…鹿児島県内7割の市町村、事務と技術職で採用予定数を確保できず

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 鹿児島県は16日、2024年度実施の職員採用試験で、県内43市町村の7割超に当たる31市町村で採用予定数の職員を確保できなかったことを明らかにした。県議会一般質問で答えた。
 県市町村課によると、事務職と技術職の採用で、市町村別の内訳は13市15町3村。予定者数を確保できたのは12市町村(鹿児島、南さつま、日置、いちき串木野、伊佐、姶良、長島、瀬戸内、龍郷、徳之島、天城、大和)だった。
 このほか、県内市町村の一般行政職の世代別割合(24年4月1日時点)について、20代未満0.7%、20代18.3%、30代23.9%、40代26.5%、50代27.7%、60代以上2.9%とし、40代以上が6割近くを占める状況を示した。

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