プラッセだいわ鹿屋店跡地に開店したイオンかのやショッピングセンター=21日、鹿屋市白崎町
鹿屋市白崎町のプラッセだいわ鹿屋店跡地に21日、大隅半島初出店となる「イオンかのやショッピングセンター(SC)」が開店した。県内6店舗目。大隅半島産の食材をはじめ、飲食や物販テナントが出店する。26日までオープニングセールを開く。
午前9時の開店前から約1500人の列ができた。オープニングセレモニーでは、イオン九州(福岡)の中川伊正社長(58)が「鹿屋市と連携して活性化やサービス向上に取り組む。地域のお客さまに満足していただけるようがんばりたい」とあいさつした。
オープンと同時に客が続々と入店、食品売り場や雑貨店などで商品を吟味し買い物を楽しんだ。同市寿6丁目の神田幸雄さん(75)は「息子が地元で生産するピーマンが売られていてうれしくて購入した。近くに住んでいるので便利になってありがたい」と話した。
同SCは商業エリア1〜3階と屋上駐車場がある鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積2万5289平方メートル。食材や衣服、雑貨を扱う直営店のほか、大隅地区初出店となる生活雑貨ブランドの無印良品やダンケンコーヒーといった20の専門店が入る。
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