宮崎神宮の藤の花が満開 萩の茶屋ではツツジが見頃に

image
image

宮崎県内では各地で鮮やかな花も咲き始め、新緑まぶしい季節に色どりを添えています。
宮崎市の宮崎神宮にある藤棚では、紫のフジの花が咲き誇り、訪れた人を楽しませています。
(瀬良有里奈アナウンサー)
「参道にある看板を目印に奥へ進んでいくと、大きな藤棚があります」
「上品な淡い紫で、木によって色の違いもあります」
宮崎神宮には、白と紫の花をつけるフジがあり、現在は紫のフジが満開となっています。
21日は午前中から家族連れなどが藤棚を訪れ、フジの花の甘い香りが漂う中、鈴なりに咲く花を眺めたり、写真を撮ったりしていました。
(訪れた子供)
「むらさき」「かわいい」
中には、藤棚を背景に結婚式の前撮りをするカップルも・・
(前撮りに来た2人)
「知らなくて、きょう見に来て本当にきれいだなと思ってびっくりしています」
「一生の思い出になると思います」
20日の雨で、一部の花は落ちてしまいましたが、その花びらで彩られたテーブルでは、ランチを楽しむ人たちもいました。
実はこの方…
(ランチをしていた人)
「私の父の先祖が(この藤棚を)植えた」
「みんなに喜んでもらえたら良いですね」
宮崎神宮によりますと、藤の花の見ごろはあと2日~3日だということです。
そして、こちらは小林市野尻町の国道268号沿いにある「萩の茶屋」。
およそ2ヘクタールの斜面に植えられた3万本のツツジが見頃を迎えています。
今年は先月の寒の戻りの影響で開花が例年より少し遅れましたが、ようやく満開を迎えました。
訪れた人たちは、新緑に映える赤いツツジの中を散策したり、写真を撮ったりしていました。
(訪れた人は)
「ここは昔から有名なところですもんね」
「きれいですよ。絵具を点々点々と散らしたみたいで」
萩の茶屋のツツジは、今週末ごろまで楽しめそうだということです。

コメント