連続噴火が続く霧島連山の新燃岳では、2日午前11時43分、噴煙が火口から2800メートルの高さまで上がりました。降灰の影響で鹿児島空港では午後5時までに31便が欠航しました。
気象台によりますと、霧島連山の新燃岳では、6月27日から連続噴火が続いていて、2日午前11時43分、噴煙が火口から2800メートルの高さまで上がりました。
新燃岳で火口から2800メートルまで噴煙が上がったのは2018年の5月14日以来7年ぶりです。火山性地震は1日は182回、2日午後5時までに153回、連続噴火が始まった6月27日午前0時から2日午後5時までに計901回観測されています。
噴火による降灰で空の便にも影響が出ています。鹿児島空港では2日、視界不良のため31便が欠航しました。霧島市によりますと、これまでに被害は確認されていないということです。
このあとも噴火が続いた場合、北西方向に降灰が予想されています。
新燃岳は噴火警戒レベル3の「入山規制」が継続中で、気象台は火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石に警戒するよう呼び掛けています。
新燃岳で噴煙が2800メートルの高さまで上昇 鹿児島空港では降灰の影響で31便が欠航 被害は確認されず

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