南日本放送
気象庁によると、10日午前5時23分に霧島連山の新燃岳で噴火が発生し、噴煙は火口から3000mを超えました。この噴火は30分後も継続していて、連続噴火となっています。降灰予報(詳細)と噴火の様子は画像で掲載しています。
噴煙の高さが火口から4000mに達すると仮定した場合には、火口から北東方向に火山灰が流され、10日午前11時までに小林市、高原町ではやや多量の降灰があり、降灰は高知県黒潮町まで予想されるということです。
10日11時までに予想される降灰量は各市町村の多いところで次のとおりです。
【やや多量】
▼宮崎県 :小林市、高原町
【少量】
▼宮崎県 :宮崎市、都城市、綾町、日向市、西都市、国富町、高鍋町、新富町、木城町、川南町、都農町
▼鹿児島県:霧島市
▼高知県 :宿毛市、土佐清水市、大月町、三原村、四万十市、黒潮町
予想される各市町村の降灰開始時刻は次のとおりです。
6時まで 宮崎県 :宮崎市、都城市、小林市、高原町、綾町
鹿児島県:霧島市
7時まで 宮崎県 :日向市、西都市、国富町、高鍋町、新富町、木城町、川南町、都農町
9時まで 高知県 :宿毛市、土佐清水市、大月町、三原村
10時まで 高知県 :四万十市、黒潮町
連続噴火で、午前5時50分ごろには噴煙は火口から1000mの高さまで上がっています。
噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中で、気象台は火口から約3キロの範囲で大きな噴石に、約2キロの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。
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