新車価格200万円以下で燃費も優秀なモデルはどのようなクルマなのでしょうか。コンパクトながら実力派の3台を紹介します。
新車200万円以下の燃費の良いクルマTOP3
近年、物価やガソリン価格の上昇を受けて、燃費性能に優れたコンパクトカーや軽自動車の人気が再び高まっています。
とくに200万円以下という手頃な価格で新車を手に入れつつ、燃費のよさや装備面でも妥協しないモデルは、若年層からシニア世代まで幅広い層に注目されています。
今回は、そんな「経済的かつ実用的」なモデルとして選ばれている3台を紹介します。
まず紹介するのは、スズキの主力コンパクトカー「スイフト」。
2023年のフルモデルチェンジで4代目に進化し、デザインも走りも大きくアップデートされました。
注目すべきは「MX(マイルドハイブリッド)」というグレードで、1.2リッターエンジンに小型モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。
なかでも5MT仕様(2WD)は、運転好きに嬉しい、走らせる楽しさと高効率な燃費性能を両立し、WLTCモード燃費は25.4km/L。
価格(消費税込、以下同)は192万2800円からで、ギリギリ200万円以下に収まっています。
MT車が選べる点も、最近では貴重な選択肢といえるでしょう。
先進安全技術やディスプレイオーディオなど、装備面の充実ぶりもポイントです。
続いては、軽自動車のロングセラーであるスズキ「アルト」。
2021年に登場した現行型では、内外装の質感が大幅に向上し、より親しみやすいデザインに生まれ変わりました。
なかでも「ハイブリッド S」グレード(2WD)は、燃費性能が27.7km/L(WLTCモード)と非常に優秀で、価格はわずか121万8800円からという手頃さ。
軽自動車でありながらも、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、オートライトなどの安全装備が標準搭載されており、街乗りメインのユーザーはもちろん、セカンドカーとしても非常に頼れる存在です。
車両重量が軽いため取り回しも軽快で、狭い道や駐車場でもストレスを感じさせません。
最後に紹介するのは、マツダの「キャロル」。
このモデルはスズキ アルトのOEM供給車ですが、フロントマスクや内装の色使いにマツダ独自のテイストが加わっており、よりシックで落ち着いた雰囲気に仕上げられています。
取り上げる「ハイブリッド GS」グレード(2WD)は、燃費がアルトと同じ27.7km/L(WLTCモード)で、価格も124万3000円と購入しやすい価格帯に設定されています。
外観デザインには、マツダらしい流麗なラインが取り入れられており、シンプルでありながらどこか洗練された印象を持たせる点が魅力です。
もちろん、アルトと同様に衝突軽減ブレーキなどの安全装備も充実しているため、見た目と中身のバランスを重視したい人にもおすすめです。
この3台はいずれも、200万円という現実的な予算の中で、低燃費かつ高い実用性、そして現代の安全基準に合った装備を備えたモデルです。
走り重視・マニュアル派の人にはスイフト、徹底的にコスパを求めるならアルト、デザイン性と上質感を重視するならキャロルと、それぞれに異なる魅力が詰まっています。
通勤や買い物だけでなく、日々のライフスタイルを支えるクルマを探している方には、まさにうってつけのラインナップといえるでしょう。
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