年明けに実施される「大学入試共通テスト」の出願が、10月7日で締め切られた。現在、高校3年生であられる秋篠宮家の悠仁さまも受験なさるとみられるが、そんな折、改修工事が終わって間もない秋篠宮邸で、今度は大規模な“リフォーム”が行われているという。
***
宮内庁担当記者が言う。
「悠仁さまの通われる筑波大附属高校は2学期制で、10月7日に前期の終業式がありました。すでに後期が始まっており、11日から2日間、校内でスポーツ大会が催され、悠仁さまはバレーボールをなさいました」
バッシングを憂慮
秋の深まりとともに、受験シーズンも到来する。
「悠仁さまの進路は、側近トップである皇嗣職大夫の定例会見でもこれまで話題に上っていますが、『共通テストには(学校を通じて)出願なさったのか』とわれわれが尋ねても、吉田尚正大夫は『静かな環境でご準備いただきたいので……』などと言葉を濁すばかりでした」(同)
とのことで、秋篠宮家の事情を知る関係者いわく、
「宮内庁の表向きのスタンスは“一般受験生に影響のないよう悠仁さまの志望校や受験状況などは明かさず、合格後にお知らせする”というものですが、実際には紀子さまがバッシングを憂慮なさっているのです。3年前には悠仁さまが『提携校進学制度』で進学校の筑附に合格されたことが批判の的となりました。今回は、一貫して情報を遮断なさるご意向です」
さらに追加の工事予定を発表
そんなご一家の周辺では目下、ある“動き”が見られるという。
「2020年3月から始まった秋篠宮邸の改修工事は、22年秋にいったん完了しました」
とは、先の記者である。
「隣接する赤坂東邸の改修費やご一家の仮住まいだった『御仮寓所(ごかぐうしょ)』の建設費などと合わせ、およそ44億円が費やされました。ところがその後も関連工事が続けられ、今年3月に終了した時点で“総工費”は50億円を超えてしまったのです」(同)
が、これにとどまらず、何と5月末から4カ月間の工程で「修繕工事」が行われていたというのだ。
「内容は電気や機械設備の工事です。途中で『木製引戸修繕』『自動ドア点検口改修』などの追加により工費が増額され、最終的には1392万円となっています」(同)
さらに、この工事が終わるや否や、
「10月1日に宮内庁は今後の発注予定工事を公表しましたが、そこには秋篠宮邸の『修繕第2回工事』とありました。内装や建具、電気設備などで期間は約5カ月とされ、年末までに業者と随意契約が結ばれる予定。費用は、9月に終了した『第1回』と同等以上になるとみられます」(同)
「丁寧な説明を」
一連の改修では、宮内庁の説明不足が指摘されてきた。前出の関係者は、
「そもそも2年半に及んだ本邸の改修でも、紀子さまの『内装に金(ゴールド)を用いてほしい』といったリクエストなどで工費が膨らみました。今回は悠仁さまの受験と時期が重なり、対応次第では再びご一家への批判が広がりかねません」
宮内庁に尋ねると、
「皇族の方々のお住まいについては、これまでも、状況に応じて必要な改修工事などを行ってきたところであり、秋篠宮邸の修繕工事も同様となります」(報道室)
皇室解説者の山下晋司氏が言う。
「工事にかかる費用は税金などの国費。改修工事は一昨年に終了したばかりなのに、なぜ修繕が必要なのかと疑問に思う国民もいるでしょう。宮内庁は修繕の内容や理由を国民に丁寧に説明すべきです」
このままでは、国民との距離は開くばかりである。
週刊新潮 2024年10月31日号掲載
ワイド特集「人生の楽園」より
コメント