日本で三番目に「人口の少ない都道府県」はどこ? 気になる正解率は32%だった

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日本で一番「人口の少ない都道府県」は鳥取県です。

それでは、日本で三番目に「人口の少ない都道府県」はどこかご存知でしょうか。今回、アンケートで尋ねたところ、回答者全体の約3割が正解しました。

記事後半では、日本で三番目に「人口の少ない都道府県」の経済面を紹介します。

1. 日本で三番目に「人口の少ない都道府県」はどこ?

日本で三番目に「人口の少ない都道府県」のアンケート結果

日本で三番目に「人口の少ない都道府県」のアンケート結果

出所:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

LIMO編集部が全国の10歳代〜60歳代の男女100名を対象に、「福井県」「島根県」「徳島県」「高知県」の4択のうち、「日本で三番目に『人口の少ない都道府県』はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の32%が高知県と回答。

次に多かったのが28%の島根県。そして22%の徳島県、18%の福井県という順番になりました。

ちなみに人口とも密接な関連性がある面積は、大きい順で以下の通りです(出所:国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」)。

  • 高知県 7102.28平方キロメートル
  • 島根県 6707.78平方キロメートル
  • 福井県 4190.57平方キロメートル
  • 徳島県 4147平方キロメートル
  • 2. 4つの県の「人口」を比較すると…

    人口の少ない都道府県ランキング

    人口の少ない都道府県ランキング

    出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」を参考に筆者作成

    総務省が公表している「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、日本で三番目に人口の少ない都道府県は、高知県です。気になる人口は、67万5623人(2024年1月1日時点)となっています。

    高知県は森林面積割合が83.3%と全国で最も高く、県土の大部分が豊かな森林です。その分可住地面積は低く、可住地面積割合は全国で最も低い16.3%(出所:統計局「統計でみる都道府県のすがた2025」。森林が多く、可住地面積が低いことも人口の少なさに影響しているといえそうです。

    人口が少ない都道府県の順位を見てみると、1位には鳥取県の54万207人、2位に島根県の65万624人がランクイン。

    3位の高知県に次いで人口が少ないのは、徳島県の71万12人、福井県の75万2390人という順番でした。

    ちなみに、47都道府県で最も人口が多いのは東京都の1391万1902人。人口が最も多い東京都と最も少ない鳥取県では、人口に約26倍の差があります。

    3. 高知県の県内総生産は名目2兆3764億円

    ここからは日本で三番目に人口の少ない高知県について紹介します。

    四国の南部にある高知県は、北は愛媛県、徳島県に接し、南は太平洋に面しています。地形は細長い扇型で、県北部の四国山地には標高1000mを超える険しい山々が連なっています。

    県は11の市と17の町、6の村で構成されており、人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

    • 高知市 31万6410人
    • 南国市 4万6133人
    • 香南市 3万2902人

    経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目2兆3764億円。一人当たりの県民所得は265万3000円でした。

    いかがでしょうか。今回は日本で三番目に「人口の少ない都道府県」について紹介しました。

    3.1 調査概要
    • 調査日:2025年4月3日
    • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
    • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

    参考資料

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