朝日村出身 歌手・俳優 上條恒彦さん死去『紅の豚』や『千と千尋の神隠し』の声優も 八ヶ岳山麓に移住 親交があったレストランの店主は…

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訃報です。
ヒット曲『出発の歌』などで知られる東筑摩郡朝日村出身で歌手で俳優の上條恒彦さんが7月22日、老衰のため県内の病院で亡くなりました。
85歳でした。
朝日村出身の上條さんは松本県ヶ丘高校を卒業し、1962年から歌手活動を始めました。テレビ信州の番組では生前、高校時代の演劇部での思い出について次のように振り返っていました。
上條さん
「悪いことばっかりしてたんじゃんないかな、演劇にかけるより(いたずら)にかけていた。僕にとっての原点。芝居はやはり…変な危険な怪しげな魅力があるもんですから」
舞台『ラ・マンチャの男』では1977年から2023年の最終公演まで、948回にわたり出演。
舞台以外にもスタジオジブリ作品の『紅の豚』や『千と千尋の神隠し』で声優を務めました。
所属事務所によりますと、先月22日に県内の自宅近くの病院で老衰により亡くなったということです。85歳でした。
上條さんが東京から八ヶ岳山麓に移住して以来、40年近く親交があったというレストランでの店主は…。
約40年間 親交があったビストロ梅の木 梅川英男さん
「本当に突然でびっくり。ぜいたくな料理じゃないが、ワインに合う料理が好きだった。こちらもコンサートに行ったり、上條さんもお客さん連れてきたりして、本当に家族のような付き合いをさせてもらった」
葬儀・告別式はすでに執り行われ、お別れの会は故人の遺志により行う予定はないということです。

最終更新日:2025年8月1日 19:25

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