青い海と白い長崎鼻灯台を背に咲き誇るヒマワリ=長島町城川内
鹿児島県長島町城川内の長崎鼻灯台周辺で、特産のジャガイモ畑に植えられたヒマワリが見頃を迎えた。カメラやスマートフォンを手にした人が次々と訪れ、黄色の花畑と青い海、白い灯台を写真に収めようと、盛んにシャッターを切っている。
緑肥と景観整備のため、唐隈地区の住民が数年前から栽培。昨年から道の駅黒之瀬戸だんだん市場(同町山門野)が種を提供する。今年も海と花が美しく見える場所を住民らが厳選し、ヒマワリの丘と呼ぶ一帯を含め、計約10ヘクタールに100万本分の種をまいた。
だんだん市場監査役の内山昭満さん(69)は8月の盆過ぎまで見頃が続くと予想する。「集落の誇りにしたいと、住民や農家が協力して作りあげてきた。ここにしかない景色をぜひ見に来て」と呼びかけた。
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