白砂青松の観光拠点7月にも復活へ…元国民宿舎・吹上砂丘荘を「アクシア」へ譲与 コンテナハウスで宿泊倍増計画、従業員も再雇用 日置市

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宿泊業務の継続が決まった吹上砂丘荘=日置市吹上町今田

 鹿児島県日置市は27日、事実上1日に閉館した国民宿舎「吹上砂丘荘」について、いちき串木野市の宿泊業「アクシア」を譲与先に選定したと明らかにした。同社はホテル運営を計画し、7月にもオープンする。砂丘荘の名称は当面引き継ぐ。いちき串木野市の国民宿舎「串木野さのさ荘」跡でホテルを営業している。
 日置市によると、同社は(1)スポーツキャンプ誘致推進によるホテル運営(2)サイクリングロード活用(3)周辺の温泉や飲食店との連携(4)現行の25室から将来的にコンテナハウスを設けるなど約50室に倍増-を提案した。砂丘荘の従業員を再雇用する意向を示しており、風呂設備、一般も利用できるレストランを予定する。市は建物を譲与し、土地は無償で貸し付ける。施設整備や補修経費は4億円を上限に補助する。
 市は、砂丘荘の有効な長期活用や吹上地域の活性化に向けて、10年間の継続を条件に事業者を募り、市外の3社が応じた。2社が要件を満たした。
 砂丘荘は1970(昭和45)年12月、吹上町今田にオープン、宿泊施設や食堂、宿泊者用の温泉を備えていた。赤字経営が続き、管理・運営する日置市が維持を断念した。

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