糖度高く、ねっとり食感……安納芋、収穫ピーク 鹿児島・種子島

ピークを迎えた安納芋の収穫=2025年9月17日、鹿児島県西之表市安納、上妻順子撮影

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 一般的なサツマイモより糖度が高く、ねっとりとした食感で人気の安納芋の収穫が、鹿児島県種子島で最盛期を迎えている。

 発祥の地とされる西之表市安納にある中園ファームでは17日、約2反(約2千平方メートル)の畑から収穫した。収穫は7月末から始まり、いまがピークという。芋は高温多湿の倉庫に置いて腐敗防止や品質アップを図る「キュアリング処理」をほどこしてから冷蔵庫で1カ月以上貯蔵。箱詰めして出荷する。

 中園大輔社長は「キュアリング処理で芋を腐らせずに全国に届けられるようになった。熟成してとても甘くなっている。もっと多くの人に食べてもらいたい」と話した。

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