老舗経済紙が認めた―「住みよさランキング2025」安心度で鹿児島県の地方都市が初の全国1位に 高校まで医療費無料が高評価

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南さつま市の市街地=1日、同市加世田武田

東洋経済新報社が発表する「住みよさランキング2025」の安心度部門で、鹿児島県南さつま市が初めて全国1位を獲得した。全4部門の総合評価は96位で初の県内トップ。出水市(全国107位)、西之表市(同111位)が続いた。
全国812市区が対象。20の指標を基にランク付けした。南さつま市の安心度は昨年7位から上昇。市総合政策課によると、介護保険施設の定員数が増えたことや、高校生まで無償とする子ども医療費助成の充実が要因とみられる。
伊尻淳一課長(53)は「住宅取得支援などの移住政策を整えているので、これを機に検討してほしい」と話した。ランキングは6月16日発売の「都市データパック2025年版」に掲載された。

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