心疾患や脳血管疾患の患者の早期治療を目的とした施設が、宮崎県の都城市郡医師会病院にこのほど完成し、内覧会が開かれました。
都城市郡医師会病院に総事業費およそ48億円をかけて増築された「心臓・脳血管・透析センター」。
鉄骨3階建てで、X線の被ばく線量を抑えて高画質の撮影ができる心臓血管撮影室や腎臓内科医2人を配置した最大20床の透析センターを整備しています。
また、「SCU」と呼ばれる脳血管障害の治療を行う脳卒中専門の集中治療室が新たに9床設置されました。
(都城市北諸県郡医師会 田口利文会長)
「将来的には、心臓血管外科を開設して、県西地区、曽於地区のみなさんにも、より高度な医療が提供できるような施設になりたい」
都城市郡医師会病院の「心臓・脳血管・透析センター」は、6月、運用開始され、年度内に、最新の血管造影装置と手術台を組み合わせたハイブリット手術室も稼働予定となっています。
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