雨にも濡れず、雪にも夏の暑さにも便利…近かった山形屋立体駐車場2026年初めに営業終了 センテラスパーキング一部を新たに借り上げ

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来年1月以降に営業終了する山形屋の常設駐車場=26日、鹿児島市

 山形屋(鹿児島市金生町)が運営する朝日通り立体駐車場(同)が、2026年1月以降に営業を終えることが27日、分かった。事業再生計画の一環で、老朽化が主な理由。関連会社が所有する土地は売却しグループの財務強化を図る。営業終了に伴い、センテラスパーキング(同市呉服町)の一部を借り上げる。
 朝日通り駐車場は1979年7月、山形屋初の立体駐車場として営業開始。循環式で6基合わせ180台を収容する。山形屋の常設駐車場は現在、84年7月完成のいづろ駐車場(自走式、649台収容)の2カ所。アーケードと接続する朝日通り駐車場は、雨天時もぬれずに山形屋と行き来できる唯一の駐車場だった。
 山形屋によると、維持管理に必要な部品が入手困難になりつつあるほか、車両タイプの多様化により対応できない車種も増えていた。老朽化による大幅改修や建て替えなどを考慮した結果、経営再建を機に営業終了を決めた。
 大規模小売店舗立地法により、山形屋は513台の駐車場確保が義務付けられている。いづろ駐車場だけでも対応できるものの、催事や週末などの混雑状況から、比較的近く規模の大きいセンテラスパーキングの100台分を借り上げる。
 売却予定の土地は敷地面積2520平方メートル、営業終了後の一般入札を想定する。詳細な時期や金額は未定。高さ30メートル、幅33メートルの建物(延べ床面積308.6平方メートル)の取り扱いも未定。

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