餅がノドに詰まったら? 日本赤十字社が教える『まずやること』に「これは大事」

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年末年始といえば、餅が欠かせないという人は多いでしょう。

おいしくて、勢いよく食べてしまいそうになりますが、詰まらせないように注意が必要。

例年、餅をノドに詰まらせる事故が全国各地で起きており、最悪の場合、命にかかわることもあります。

詰まらせない工夫をすることはもちろん、万が一餅がノドに詰まったらどうすればいいのかを、知っておくことも大切。

日本赤十字社のXアカウントでは、応急手当の方法が紹介されています。

餅がノドに詰まったら?

餅がノドに詰まったら、まずは119番通報しましょう。

そして、以下の応急手当を行ないます。

#餅 がのどに詰まったら…?

お餅を食べることが多い、年末年始❄
餅がのどに詰まったら119番通報し、
以下の応急手当を行いましょう!
①自分で咳をさせてみる
②肩甲骨の間を強めにたたく
③上腹部を手前上方に突き上げる
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https://twitter.com/i/status/1872205722391638122

— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) December 26, 2024

最初に、詰まらせた本人に『強めの咳』をしてもらうよう声をかけます。

それでも取れなかったら、前かがみにして身体を支えながら、肩甲骨の間を強めに叩いてください。

叩いても取れない場合は、後ろから抱くような形になり、上腹部を手前上方に突き上げましょう。

なお、上腹部を押す手当は、妊婦と乳児には行ってはいけません。実施をしたら、必ず医師の診療を受けるようにしてください。

詳しい手当の方法は、動画で確認することができますよ。

日本赤十字社の投稿には「これは大事」「全員に見てほしい」「油断禁物ですね」といった声が寄せられていました。

年末年始に餅を食べるのが恒例になっているという人は、一度確認してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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