県のシンボルとも言える桜島に、日本初の世界自然遺産・屋久島、希少な動植物の宝庫である奄美大島など、雄大な自然が魅力の鹿児島県。同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか？
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024＜鹿児島県版＞」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024＜鹿児島県版＞」として発表した。
本居住満足度調査は、2020年～2024年（一部の回答のみ2019年を追加）の期間、鹿児島県に居住する20歳以上の男女合計8,519名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、5年連続で1位が姶良市、2位が鹿児島市、3位は4年連続で霧島市
街の住みここちランキングでは、姶良市が唯一偏差値70台で5年連続の1位となった。姶良市は、鹿児島市に隣接するベッドタウンとして住宅地の開発が進み、今なお人口が増加している。大型商業施設や飲食店などが揃っている一方、自然が豊かで、公園が多いエリアでもある。また、空港も近く、九州自動車道やJR日豊本線もあり、交通の利便性も良い街だ。
以下は、2位が鹿児島市、3位が霧島市、4位が日置市、5位が出水市と続き、TOP5が昨年と同じ結果となった。
住みたい街ランキングで1位が福岡市、2位が鹿児島市、3位は3年連続で東京23区
住みたい街ランキングにおいて、1位は昨年2位から順位を上げた福岡市となった。2位は鹿児島市、3位は3年連続で東京23区となった。4位は「住みここち」で1位の姶良市が2年連続でランクイン。5位は、2年連続の霧島市と新たにランクインした熊本市が同率タイでランクインしている。
なお「住みたい街が特にない」が53.1％、「今住んでいる街に住み続けたい」が20.9％で合計74.0％となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となっている。
このほか、街の住みここちランキング自治体TOP10および因子別順位は、以下の結果となった。
構成／こじへい
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