16日の補助金縮小は12月に引き続き2回目となる訳ですが、ここで鹿児島県内のレギュラーガソリンの1Lあたりの価格の推移を振り返ってみます。
2023年4月からのデータを見ると、2023年6月以降、国の補助金が引き下げられたことや原油高、円安の進行など値上がりの要因が重なり、急激に価格が上昇していることが分かります。
そして、2023年9月には192.9円と過去最高値を更新しました。
その後、政府が補助金を見直したことで価格が下がり、2024年は1年間を通して価格は180円台前半で推移します。
しかし、12月19日、政府は再び補助金を縮小することを決定し、1月13日時点でガソリン価格は187.5円となりました。
そして16日、さらに5円程度補助金が縮小されることで、さらなる価格の上昇が見込まれます。
石油情報センターによりますと、卸売価格が5円上がれば小売価格も5円程度上がる傾向にあるということで、この187.5円に単純に5円足すと、192.5円となり、2023年の最高値に迫る可能性があります。
多くの業種で必要不可欠な燃料。
補助金縮小をきっかけに価格転嫁の動きが加速する可能性があり、今後の動向が注目されます。
鹿児島県内のガソリン価格推移を振り返る 今後どうなる!? 16日から2度目の補助金縮小

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