市民の憩いの場になっている姶良市の重富海岸
大東建託(東京)が30日発表した鹿児島県版「街の住みここちランキング2025」は、鹿児島市が2位となった。3位は20年以来5年ぶりに日置市がランクインした。1位は6年連続で姶良市だった。
調査は、県内の20歳以上の男女が現在居住する街を項目ごとに5段階で評価した。主に21〜25年に回答した累計8710人分を集計した。25年の調査期間は2月21日〜3月10日。
姶良市は、県都・鹿児島市に近い新興住宅地が広がるベッドタウンで、ショッピングセンターや飲食店などがそろい利便性が高く、自然も豊かでバランスがとれている点が評価された。
居住者からは「交通アクセスがよい。景観もよい」(78歳男性・無職)、「徒歩圏内に商業施設やスーパー、コンビニと充実していて便利」(41歳女性・主婦)といった声が寄せられた。
8つの項目別では、「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「賑にぎわい」の4つで姶良市が1位。「静かさ治安」は屋久島町、「親しみやすさ」は鹿児島市、「物価家賃」は大崎町、「防災」はさつま町がトップとなった。
住みたい街部門(25年のみ、県内2148人回答)では、1位は福岡市、2位は鹿児島市、3位は東京23区だった。
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