フォーブスは、2025年の「日本長者番付」を発表。リストに名を連ねた富豪50人の資産総額は、円高の影響もあり前年比14%増の2280億ドル(約33兆1,000億円)であると公表した。
同社の発表によると、円高効果で富豪50人の純資産は前年の9億8,000万ドル(約1,420億円)から12億ドル(約1,740億円)に増加しており、番付全体では37人がこの1年間で資産を積み増したという。
番付の第1位は、昨年に引き続き、衣料品ブランド「ユニクロ」を展開する柳井 正氏で、資産額は前年から100億ドル以上増え、過去最高の482億ドル(約7兆円)となった。第2位は、3月期決算で4年ぶりの最終黒字を達成したソフトバンクグループの創業者・孫 正義氏で、資産額は282億ドル(約4兆930億円)。
3位につけたのは、センサメーカーのキーエンス創業者の滝崎 武光氏で、純資産は207億ドル(約3兆円)とわずかに減少した。4位はサントリーホールディングスの佐治 信忠氏で、資産額は前年から12億ドル増加して105億ドル(約1兆5,200億円)だった。5位には東証プライム上場の情報通信会社、光通信の会長である重田康光がランクイン。純資産を約1兆円に押し上げている。
なお最新のランキングは、WEB特設ページ、日本語版WEB特設ページ、および雑誌「Forbes Asia」6月号に掲載される。
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