こんにちは!家事コツ研究員の三木です!汚れがすっきりと落ちる「メラミンスポンジ」は洗剤を使わなくても汚れが取れて、とっても便利!100均でも手に入る、コスパ優秀なお掃除グッズです。がしかし!!汚れが激落ちする反面、「使ってはいけない場所」もたくさんあるんです…。今回は私の失敗談を元に「メラミンスポンジの間違った使い方」を紹介します!
それ逆効果!メラミンスポンジの使えない場所
メラミンスポンジは、洗剤いらずで汚れが落ちるほど、洗浄力が強いです。白くて軽い、サイコロのようなさりげない見た目でも、汚れの研磨はお手のもの。簡単に汚れが落とせる分、次のような場所の掃除には使えません。
・コーティングが施されている
・塗装している
・光沢のあるプラスチック
メラミンスポンジは、汚れだけでなく加工や光沢・塗装も一瞬で剥がします。見た目は違いますが、メラミンスポンジでこすることは、やすりをかけることと同じです。
そのため、加工や塗装のある場所、ツヤや光沢がある場所はメラミンスポンジを使ってはいけません。
メラミンスポンジの特徴をお話ししたところで家の中で使ってはいけない場所を見ていきましょう!
①お風呂場の浴槽
水垢がたまりやすい浴槽の掃除には、メラミンスポンジが役立ちそうですが、傷が付く恐れがあるためNGです。
浴槽には樹脂が使われていることが多く、メラミンスポンジでこすると傷がつき、かえって汚れがたまりやすくなる場合があります。
②洗面台
洗面台をメラミンスポンジでこすると、ツヤが出るし汚れも簡単に落ちる!この快適さにハマって、しばらくの間洗面台をメラミンスポンジで掃除していた時期がありました。
しかし、洗面台もメラミンスポンジの使用は厳禁です!メラミンスポンジで磨いても、キレイなのは掃除したその日だけ。メラミンスポンジ掃除をすればするほど洗面台に傷がつき、汚れがこびりやすくなってしまいました…。
今は週1回のワックススプレーを塗布していますが、一度研磨された洗面台。以前のようなツヤは戻っていません。
③くもり止め加工の鏡
くもり止め加工の鏡も、メラミンスポンジはNG!汚れとともにくもり止めの加工が剥がれ落ち、ただの鏡になってしまいます。
④フローリング
フローリングをメラミンスポンジこすると、コーティングやツヤが剥がれます。
私は過去にフローリングの黒ずみや古いワックスを落とそうとメラミンスポンジでこすり、床がザラザラになるという大失敗をやらかしました…。
今はシートタイプのワックスを定期的に塗ってなんとか維持していますが、以前のようなツヤは戻っていません。コーティング加工を施している床はメラミンスポンジを使用せず、古いワックスは専用のはがし剤を使った方が安心です。
⑤トイレの便座
トイレの便座は、プラスチック製のものがほとんどです。プラスチックは傷が付きやすく、メラミンスポンジでこすると表面がザラザラになることも。
肌触りが悪くなるだけでなく光沢もなくなってしまいますので、プラスチック製のトイレ便座はメラミンスポンジの使用を避けましょう。
どんな素材であっても、家の設備について取扱説明書で確認したり、目立たないところで試して使っても問題ないか確認すると安心ですね。
撮影・文/三木ちな ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。
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