経済産業省は30日、10月1日からの1週間のガソリン補助金の支給額について、1リットルあたり50.7円にすると発表した。過去最高だった前週までの同51円と同水準の支給が続く。中東情勢の緊張緩和が見通せず、原油価格が高止まりしていることが響いた。
ガソリン補助金は2022年に開始。25年末に打ち切られたが、イラン情勢の悪化で26年3月に復活。全国のガソリン平均価格を1リットルあたり170円程度に抑えられるよう、上ぶれが見込まれる分を支給している。
政府は9月1日、10月末までに必要な財源として約6千億円を予備費から支出すると決めたが、原油価格は当時の想定を上回るため、このままだと財源が不足する恐れがある。
補助金をめぐっては、政府・与党内では春ごろから補助金の見直し論が強まった。しかし、物価高への不満や内閣支持率への影響を懸念し、継続を優先している。
石油情報センターによると、9月28日時点のガソリンの全国平均価格は1リットルあたり170.2円だった。


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