ガソリンや灯油、1月16日以降に再び大幅値上げ
政府が石油元売り会社に支給している補助金が再び減額される1月16日以降、ガソリンや灯油が再び値上がりする見込み。昨年末の値上げ前はガソリンスタンドが混み合ったこともあり、業者が早めの給油を呼びかけている。
石油価格を抑えるために元売り会社に支給される「燃料油価格激変緩和補助金」は2024年12月19日に1度目の減額があった。このときは12月16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格175円80銭だったのが、12月23日時点で4円80銭高い180円60銭に値上がりした。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2121円だったのが、80円値上がりし2201円になった。
福井県ではレギュラーガソリンが12月16日時点で176円80銭だったが、23日時点で4円90銭高くなり181円70銭、ハイオクは5円上がり193円10銭になった。灯油は、店頭18リットル当たりで83円高い2241円に上がった。
⇒【都道府県別】2024年12月23日時点のガソリンや灯油の価格一覧
1月16日の再度の補助縮小でガソリンはさらに値上がりし、最終的に全国平均価格で185円程度に達するとみられる。12月の値上がり前はガソリンスタンドが駆け込み客で混み合ったこともあり、県内のガソリンスタンド業者は「祝日の13日までの給油をお勧めします」としている。
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