世界遺産は、日本に26件ありますが、九州には、5件あります。世界自然遺産が2件、世界文化遺産が3件あります。
ぜひ参考にしてお出かけしてみてください!
屋久島(自然遺産)鹿児島県
屋久杉
1993年に登録された自然遺産。九州南端の東シナ海に浮かぶ、湿潤な気候の自然の宝島。屋久杉をはじめとする太古の森は神秘的で、豊かな生態系が息づいています。
ヤクシカ
縄文杉や白谷雲水峡のトレッキングは、自然と一体になるような感動体験ができます。島の約2割が世界自然遺産に登録されています。
屋久島世界遺産センター
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房前岳2739-343

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(文化遺産)福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・その他
軍艦島(写真提供:長崎県観光連盟)
2015年に登録された文化遺産。19世紀後半、日本が近代国家へと進化するなかで発展した産業の足跡。8県11市に所在する23資産が広範囲にわたり、九州には、三池炭鉱や旧集成館など、製鉄・造船・石炭産業の中核を担った施設が現存しています。
万田坑(写真提供:熊本県観光連盟)
現役で稼働中の施設が多く、現代日本の礎となった技術と情熱の軌跡を、今も肌で感じることができます。
「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会事務局
鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(文化遺産)福岡県
沖ノ島(写真提供:福岡県観光連盟)
2017年に登録された文化遺産。海の正倉院とも呼ばれる沖ノ島は、古代から神が宿る聖域として信仰を集めた島。島全体がご神体とされ、一般の立ち入りは禁止されています。
宗像大社辺津宮(写真提供:福岡県観光連盟)
宗像大社の3宮(沖津宮・中津宮・辺津宮)や古墳など、神と人との関わりを示す遺産群が福岡県内に点在しています。
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
福岡県福岡市博多区東公園7番7号

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(文化遺産)長崎県・熊本県
頭ヶ島天主堂(写真提供:長崎県観光連盟)
2018年に登録された文化遺産。禁教の時代に、ひそかに信仰を守り抜いた人々の物語。教会堂や集落、祈りの地など12の構成資産が登録されており、キリスト教の文化的伝統が垣間見えます。
﨑津教会(写真提供:熊本県観光連盟)
天草の崎津教会や長崎の大浦天主堂など、美しくも切ない信仰の歴史が心に残ります。
長崎と天草地方のキリスト教関連歴史文化遺産群ウェブサイト
長崎県長崎市尾上町3-1
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 (自然遺産)鹿児島県・沖縄県
マングローブ原生林(写真提供:鹿児島県観光連盟)
2021年に登録された自然遺産。世界的にも珍しい生態系が評価された、手つかずの大自然。アマミノクロウサギやルリカケスなど、固有種や絶滅危惧種が多く暮らす、まるで“生きた自然の博物館”。
アマミノクロウサギ
照葉樹林に覆われた森やサンゴ礁の海、そこに生きる生物たちが、悠久の自然を今に伝えます。
奄美大島世界遺産センター
鹿児島県奄美市住用町石原467番1

最後に
大分県には宇佐神宮や、宮崎県には霧島連山といった世界遺産に匹敵するような観光スポットがあります。
ぜひ九州を巡ってみて下さい。
▼九州の世界遺産はこちらから
https://www.welcomekyushu.jp/world_heritage/
▼解説動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=haQ_I9HWcbU
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