お肉のおまけが宮崎を代表する調味料に 年間100万本を売り上げる万能スパイス「マキシマム」

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宮崎県三股町の中村食肉が開発した調味料「マキシマム」が全国的な人気を集めています。
年間100万本以上の売上を誇るこのスパイスは、今や宮崎を代表する調味料として知られる存在です。

老舗食肉店のお肉の「おまけ」

中村食肉は1931年創業の老舗食肉店。三股町や都城市で食肉業を営み、一昨年には新たな工場も完成しました。

(中村食肉商品開発部 椎葉千裕さん)
「元々弊社がお肉屋さんから始まっていまして、『マキシマム』はお肉のおまけとしてつけていたものです。お客様から反響がよく、『製品化してくれ』という声があったことから、現状の形に商品化しました」

料理のポテンシャルを最大限に引き出す

マキシマムという名前はフランス語に由来しています。
(中村食肉商品開発部 椎葉千裕さん)
「最大限や最大といった意味を持つ『マキシマム』という単語から取っています。その料理のポテンシャルを100%最大限に引き出せるようなという意味を込めて名付けました」

このスパイスは、チャーハンやスープ、魚のフライなど様々な料理に使用できる万能調味料ですが、イチ押しの使い方は?
(中村食肉商品開発部 椎葉千裕さん)
「やはり弊社はお肉屋さんということもありまして、お肉にかけて是非召し上がってほしい」
そこで「マキシマム」をローストビーフにかけてみると、一振りするだけで華やかな味になりました。

胡椒やハーブに加え、カツオエキスといった和の要素も含まれているため、さらに旨味が増して感じられます。

新登場のカレー味「夏を乗り切ろう」

「マキシマム」は、現在、定番のものに加えて、ゆず味やわさび味など4種類のフレーバーを販売しています。

そして、今年、今年、新たにカレー味が登場しました。
(中村食肉商品開発部 椎葉千裕さん)
「今回の夏に向けて、夏を乗り切ろうということもありまして、新しいフレーバーとして全国のスーパーで発売を開始させていただきました」
新発売のカレー味は、従来のマキシマムに本格的なカレーのスパイシーさが加わっており、実際に試食してみると、予想以上にスパイシーでうまみもたっぷりな味わいが印象的でした。

宮崎のお土産としても喜ばれている「マキシマム」。
夏の食卓を彩る調味料として、全国でのさらなる人気拡大も期待されています。

※MRTテレビ「Check!」8月11日(祝・月)放送「まいにちplus」を再構成

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