歴史

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出撃前、18歳特攻兵は謝罪と感謝をつづった。相手は継母。ついぞ言えなかった言葉を最後に3度、力を込め書いた ミズーリ記念式典で朗読

式典で読み上げられた相花信夫少尉が母親に宛てた手紙=南九州市の知覧特攻平和会館 「お母さん、お母さん、お母さん」-。米ハワイの戦艦ミズーリ記念館で11日にあった追悼式典。鹿児島県南九州市の知覧特攻平和会館の川崎弘一郎館長(57)は、旧陸軍知...
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吉田松陰はテロリストを養成していた…教科書では書きづらい松下村塾で長州の若者に施していた危険な「教育」船に単独で乗り込んでペリーを暗殺しようとした

幕末の思想家、吉田松陰とはどんな人物だったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「松下村塾を主催し、後に明治政府をつくった優秀な人物を輩出した。ただ彼の教育には手放しでほめられない面もある」という――。「絹本着色吉田松陰像(自賛)」の肖像部分・山...
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西郷隆盛が説いた、現代でも通用するリーダーの心得『西郷南洲翁遺訓』の現代語訳&用語解説

江戸幕末、貧しい薩摩藩士の家に生まれて明治維新の立役者となった西郷隆盛。大久保利通・木戸孝允(桂小五郎)と並ぶ維新三傑の一人として、その遺業が今日に知られています。そんな西郷は自身の政治思想を人々に伝えており、庄内藩士たちがそれを書き記した...
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幕末志士・高杉晋作の生き様。彼の行動力と信念は、日本の歴史を大きく動かした

幕末の日本は、大きく変わろうとしていました。外国の圧力が高まり、幕府の力は弱まり、国全体が混乱の渦に巻き込まれていました。そんな時代に、一人の男が自らの信念を貫きながら駆け抜けていきました。それが高杉晋作(たかすぎしんさく)です。彼は、天才...
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なぜ歴代天皇は「伊勢神宮」を無視してきたのか? 消された「本当の皇祖」とアマテラスの真実

日本史あやしい話皇祖神(天皇の祖先の神)であるアマテラスが祀られている伊勢神宮。しかし明治になるまで、持統天皇を除き伊勢神宮を参拝した天皇はひとりもいなかった。じつは本来のアマテラスについては不自然な点が多く、有名な「岩戸隠れ」前後で性格が...
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【独自】「私はあの日の運転席にいた」地下鉄サリン事件から30年後の告白…客を搬送後に自身も被害に 運転士が語るオウムへの憤り【後編】

地下鉄サリン事件から30年地下鉄構内で、うぐいす色の制服の内側は汗ばんでいた。担架代わりに電車内の座席を外し、痙攣して倒れた乗客を乗せた。話しかけても反応はない。そばにいた駅員に声を掛け、協力して持ち上げ、一目散に出口へと向かった。地上へと...
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西郷隆盛と大久保利通の子孫 激戦地・田原坂で 戦没者しのぶ

国内最後の内戦、西南戦争から148年。激戦地となった熊本市北区の田原坂に明治維新の立役者らの子孫が集いました。 田原坂の戦い終結の日に合わせて毎年開かれる戦没者の追悼式。 参列したのは西郷隆盛のひ孫・西郷隆文さんと大久保利通の玄孫・大久保洋...
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系図作り、どこまで遡れるか→戸籍確認、墓発見、村人の聞き取りも!? 10万人が見守る「まるでドラクエ」…その結末は?

「友人が最近、血筋をどんどん遡って家系図をつくっていく、という試みを始めたのですが、まず、戸籍を取るだけで150年は確実にわかるそうです」。先日、SNSで話題となったこの投稿。投稿主みねるばさん(@minerva_owl1)の友人が「家系を...
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薩摩鐔、新燃岳の噴火絵図…黎明館で新収蔵品展 未公開の史料・作品100点並ぶ 鹿児島市

鹿児島市の黎明館で、新たに収蔵した作品や史料を紹介する企画展が11日から始まりました。貴重な未公開史料の数々を取材しました。鹿児島の歴史や文化に関する史料や作品18万点を収蔵する鹿児島市の黎明館。「新収蔵品展」では、この3年で集めた新たな作...
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日本最南端の古墳を造った人々が住む農村は、開聞岳の大噴火に飲み込まれ…想像かき立てる大規模集落跡発見 希少品の朝鮮半島製鉄器も出土 指宿・敷領遺跡

古墳時代の大規模集落跡が見つかった敷領遺跡=指宿市十町 鹿児島県指宿市の敷領(しきりょう)遺跡で、古墳時代中期から後期(5~6世紀)の50基超の竪穴建物を含む大規模集落跡が見つかった。朝鮮半島製の「鋳造鉄斧(ちゅうぞうてっぷ)」と呼ばれる鉄...