台風6号の持ち込む暖気で今年一番の暑さ 台風は強い勢力で沖縄本島に6月1日の夜のはじめ頃に最接近 | きばいやんせ!鹿児島

台風6号の持ち込む暖気で今年一番の暑さ 台風は強い勢力で沖縄本島に6月1日の夜のはじめ頃に最接近

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フィリピンの東の台風6号の円形の雲の塊(令和8年(2026年)5月28日15時)

台風6号が発達しながら北西進

 令和8年(2026年)5月27日9時に発生した台風6号が発達しながら北西に進んでおり、台風の南側にしかなかった発達した積乱雲の塊が、北側にもでき、台風の中心をとりまく円形の雲の塊になってきました(タイトル画像)。

 昨年、令和7年(2025年)は、5月まで台風の発生はありませんでしたが、今年は毎月1個以上発生しています。5月末までの平年の台風発生数は2.5個ですので、今のところ、平年の約2倍の台風発生数となっています。様変わりです。

 台風第6号は、今後発達しながらフィリピンの東を北北西に進み、6月1日から2日頃にかけて沖縄地方と奄美地方に接近する見込みです(図1)。

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図1 台風6号の進路予報と海面水温(5月29日3時)

 台風6号が存在する海域の海面水温は約30度で、台風が発達する目安の27度を大きく上回っています。

 また、今後も海面水温が29度から30度の海域を北西する見込みですので、発達を続け、最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートルの強い台風となって沖縄本島に接近する見込みです。

 そして、沖縄近海から北東に向きを変え、3日には四国沖に達する見込みです。

 沖縄近海より北の海域では、海面水温が27度以下であることから、風速が弱まり、強い台風ではなくなりますが、大雨の心配は引き続きあります。

暴風域に入る確率

 沖縄本島では、6月2日以降、暴風域に入る確率が高くなってきますが、この暴風域に入る確率を見ると、台風が最接近する時間帯が分かります(図2)。 
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図2 暴風域に入る確率(上:沖縄本島南部、中:奄美大島北部、下:鹿児島・日置)

 沖縄本島南部では、暴風域に入る確率が一番高いのは、6月1日18時から21時(夜のはじめ頃)ですので、この頃、台風6号が最接近する見込みです。

 また、奄美大島南部では、6月2日昼前、鹿児島・日置では、6月2日夜のはじめ頃に最接近の予報です。

 沖縄地方と奄美地方では大荒れ、大しけとなり、台風の進路等によっては、警報級の大雨や高潮となるおそれがありますので、厳重な警戒が必要です。

台風前の季節外れの暖かさと台風一過の長雨

 各地の10日間予報をみると、週末にかけて最高気温が30度以上の真夏日が多く予報されています(図3)。

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図3 各地の10日間予報(数値は最高気温)

 東京で5月に真夏日を観測するのは、平均すると4年に1回くらいの割合ですが、5月29日は、5月17日に続いて今年2回目を観測する予報です。そして、30日も、31日も真夏日の予報ですので、5月に4回という季節外れの暖かさとなる見込みです。

 5月29日に真夏日を観測するのは128地点(気温を観測している全国914地点の約14パーセント)ですが、30日は182地点(約20パーセント)、31日は420地点(約46パーセント)と、日を追って増える見込みです・、

 これは、台風6号が暖気を北上させているからですが、湿った暑さですので、気温の数字以上に熱中症に警戒が必要です。

 また、台風が通過する6月2日の那覇と奄美大島・名瀬は暴風雨の予報ですが、通過後の来週中頃以降も全国的に傘マーク(雨)や黒雲(雨の可能性があるくもり)の日が多い予報となっています 

 台風6号の動向次第では、2日以降、本州から九州の太平洋側に前線が形成され、台風によって刺激されて大雨となるおそれがありますので注意が必要です。

 西日本から東日本の太平洋側では走り梅雨の様相ですが、鹿児島の予報を見ると、九州南部は走り梅雨ではなく早めの梅雨入りになるかもしれません。

タイトル画像、図1、図3の出典:ウェザーマップ提供。

図2の出典:気象庁ホームページ。

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