鹿児島・喜界島が日本ジオパークに認定 隆起サンゴ礁段丘など評価 | きばいやんせ!鹿児島

鹿児島・喜界島が日本ジオパークに認定 隆起サンゴ礁段丘など評価

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鹿児島県喜界島が日本ジオパークに新たに認定された。約10万年前から隆起し続けてできたサンゴ礁段丘と、サンゴ礁の島をテーマにした地域づくりの活動が評価された。県内では、「霧島」「桜島錦江湾」「三島村・鬼界カルデラ」に続き4カ所目。サンゴ礁を主な地質とするジオパークは日本で初めて。

 日本ジオパーク委員会が6日、審査結果を発表した。喜界町役場で電話連絡を受けた隈崎悦男町長は、関係者とともに両手をあげて喜んだ。

 喜界島のサンゴ礁段丘は、約10万年間の気候変動など環境の変化を詳しく調べられる国際的にも貴重な場所として、2024年に国際地質科学連合の「世界地質遺産100選」に選ばれた。地質・地形に育まれた独自のサンゴ礁文化もある。町は町内にあるNPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所などと連携し、日本ジオパークの認定に向けた活動を重ねてきた。

 日本ジオパーク委員会は8月下旬に現地調査を実施。隆起サンゴ礁段丘の地質学的な重要性に加え、児童生徒が研究を体験できる「サンゴ塾」や3年間高校生を島で受け入れる「サンゴ留学」などの次世代育成活動を高く評価した。ガイドなど地域住民の参加が広がっていることも確認した。

 喜界町の隈崎町長は「認定を大変うれしく、誇りに思う。これまでの活動が総合的に評価された。貴重な自然と文化を次世代に確実に引き継ぐことが私たちの使命。取り組みをさらに進化させ、誇りある島づくりを進めていく」とコメントした。

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