記者会見する関西経済連合会の松本正義会長=14日午後、大阪市内
関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は14日の定例記者会見で、米国とイスラエルによるイランに対する軍事攻撃を「理不尽な戦争だ」と述べ、「欧州連合(EU)の主要国は手を結んで戦争を阻止しようと動いている。日本には、その姿勢が欠けているのではないか」と苦言を呈した。
松本氏は中東情勢について「長期にわたり混乱が続けば日本と世界経済に甚大な影響を与える」と指摘。「今は政策的支援でガソリン価格は抑えられているが、長引けば必ず電気、ガス料金にも影響を及ぼすだろう。(原油由来の)ナフサがなくて化学製品が生産できない事例も出てきている」と懸念を示した。
その上で戦争の長期化を食い止めるため、日本政府に対し「同じ考えを持つ諸国と連携し、世界に向かって意見を発信してほしい。もう少しバランスの取れた外交政策を取るべきだ」と注文を付けた。(黒川信雄、写真も)


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