9月24日は西郷 隆盛149回目の命日です。シルバーウィークの最終日、鹿児島市ではゆかりの地を巡る秋の恒例行事、「西郷どんの遠行」が行われました。
(参加者)
「歴史を勉強していて、西郷さんの足取りを自分の足でたどってみたいなと思って(参加した)」
「コースで西郷さんの足跡をたどれるのがものすごく興味あって、頑張って歩きたい」
イベントのスタート地点、西郷 隆盛の生誕地である鹿児島市加治屋町には朝早くから多くの参加者が集まりました。
(参加者)
「頑張るぞ!えいえいおー!」
『西郷どんの遠行』は1877年9月24日、西南戦争で敗れて亡くなった西郷隆盛を偲びその教えを後世に残そうと毎年秋分の日に行われています。55回目の開催となった今年は鹿児島市内の小学生など1140人が参加しました。
最初に目指すのは、城山にある座禅石です。かつて西郷さんも歩いたのかもしれない甲突川のほとり。その足跡に思いを重ねながら、参加者は歩みを進めます。
西郷さんが大久保利通らと一緒に座禅を組んだといわれるこの場所。激動の時代のなか国の行く末に思いを馳せていた郷土の先輩たちにならい、子どもたちもかわいらしく座禅を組んでいました。
そして次なる目的地は…?
(参加者)
「きつい。やばい」
上り坂や階段の先にある、夏蔭城跡です。
(記者リポート)
「チェックポイントの夏蔭城跡に行くには、このように急な階段もあって膝も悲鳴を上げている。ただ登りきるとこのように美しい景色が広がっていて、これもこのイベントの1つの楽しみ方と言えそう」
西南戦争で防衛の拠点となったのもうなずける見晴らしのよさ。実際に体験するからこそ、当時についての理解も深まります。
その後、参加者は西郷さんが亡くなるまでの5日間を過ごした『西郷洞窟』などを巡り、いよいよゴールです。
これまでの道のりを通して西郷さんの生涯や足跡を学んだ参加者たち。その西郷さんが眠る南洲墓地で静かに手を合わせ、半日の遠行を終えました。
(参加者)
「すごく遠かったけど楽しかった」
(参加者)
「長くてきつかった」
(参加者)
「加治屋町から遠いのに何で座禅石に来たんだろうとか毎回思いながら、結論は出ないがそこが楽しい。(結論が)出ちゃうと終わっちゃうので想像して動くのが楽しい」
生きた証や功績が今なお鹿児島のあちこちに息づいている西郷隆盛。多くの人に愛され続ける郷土の偉人は24日、149回目の命日を迎えます。
西郷隆盛の命日を前に足跡たどる ゆかりの地を巡る秋の恒例行事『西郷どんの遠行』


コメント