新型「ルークス」が好調を維持
2025年9月、日産は4代目となる新型「ルークス」を発売しました。
ルークスは、広大な室内空間と高い利便性を誇る軽スーパーハイトワゴンとして、ファミリー層を中心に幅広い世代から支持を集めるモデルです。
新型ルークスのエクステリアには、「かどまる四角」をモチーフとした親しみやすいデザインを採用したほか、日本の伝統的な建築様式である「唐破風(からはふ)」から着想を得た新しい2トーンカラーが設定されています。
インテリアはリビングルームのような心地よい空間となっており、日産の軽自動車として初めて「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知・3Dビュー機能付き)」が搭載されました。
また、先代モデルより室内長が115mm拡大されたことで軽スーパーハイトワゴンカテゴリーにおいてトップとなる2315mmの室内長が確保されています。
なお、価格は167万2000円〜246万2900円です(オーテックラインを含む)。
発売から1か月後となる2025年10月21日、日産は新型ルークスの受注が1万1000台を突破し、2026年2月のルークスの販売台数は5位の9523台で前年同月比135.1%と、引き続き好調を維持しています。
販売数で1位のホンダ「N-BOX」(1万8507台)や2位のスズキ「スペーシア」(1万4441台)に数では劣るものの、前年からの伸び率はライバルを大きく上回ります。
販売好調が続く新型ルークスですが、その要因はどこにあるのでしょうか?
購入の決め手は「デザインと機能性の両立」
ある日産の販売店担当者は、ルークスの人気の理由について次のように話します。
「ルークスは子育て世代のファミリー層や普通車から軽自動車への乗り換えを検討されているご年配の方まで、非常に幅広いお客様から支持されている印象です。
また、『見えルークス!』というキャッチフレーズのCMをきっかけにお問い合わせをいただくケースも多く見られます。
ルークスが人気の最大の理由は、デザイン性と機能性の両立にあると感じております。
ルークスは、『S』や『X』といったシンプルなグレードと、専用のフロントグリルやバンパーが採用されている『ハイウェイスター』シリーズに大別されます。
当店でとくに人気が高いのは、『ハイウェイスターGターボ』(FWD|215万9300円〜)です。
『S』や『X』と比較すると、専用デザインにくわえて『アダプティブLEDヘッドライト』や『15インチアルミホイール』、『撥水加工シート』などが標準装備されているのが特徴です。
とくに小さなお子様を持つファミリー層からは、『撥水加工シート』の搭載に対して『万が一飲み物をこぼしても安心できる』と好評の声をいただいています(※ハイウェイスターXも標準装備)。
ただ、『ハイウェイスター』を選択すると価格が20万円ほど高くなるため、機能装備よりも価格を重視されるお客様は『S』または『X』を購入されるケースも見られます」
「プロパイロット」を搭載するグレードの設定も魅力に
また、前出の販売店担当者は続けて次のように話します。
「また、ここ最近の人気装備となっている日産版レーンキープ機能付きACCのプロパイロットは、『ハイウェイスターX』と『ハイウェイスターGターボ』の『プロパイロットエディション』グレードのみに搭載されている機能となっています(他グレードはOP設定もなし)。
『プロパイロット』は高速道路の利用機会が多いお客様からは『長時間の運転でも疲れにくい』と重宝されるようです。
軽自動車を購入されるお客様は、価格の安さや室内空間の広さを重視されることが多く見られますが、ルークスの場合、『先進運転支援機能』が充実していることも評価の高いポイントだと感じています」
レビューでも高評価、「総合力の高さ」が支持の理由
carview!に寄せられているルークスを購入したユーザーからのレビューを見ると、平均総合評価は5点満点中4.6点と高い点数を記録しています。
項目別では、「乗り心地」が4.7点、「走行性能」「デザイン」ともに4.4点となっています。
コメントを見ると「シートの質感がよく乗り心地がよい」「スタイリッシュなデザイン」「軽自動車とは思えないデザイン性の高さに加え、安全装備が充実している」といったコメントが寄せられています。
また、ハイウェイスターを購入したユーザーからは、「価格は上がるものの『プロパイロット』の性能がすばらしい」「(プロパイロットのおかげで)余裕を持って運転を楽しめるようになった」という声が見られます。
一方で、一部のユーザーからは「分かっていたもののNA車はやや俊敏さに欠ける」「欲を言うとサンルーフやガラスルーフの設定があれば」という意見があるものの、多くのユーザーは「軽自動車として全てにおいて完成度が高い1台」「総合的に大満足している」と高く評価しています。
激戦区である軽スーパーハイトワゴンというカテゴリーにおいてルークスが販売を伸ばしているのは、室内空間の広さと使い勝手という基本性能が磨き上げられたうえで、デザイン性や安全装備の充実という「総合力の高さ」といえそうです。


コメント