トランプ「日本イスラム共和国」発言に米誌も驚愕…「深刻におかしい」「本当に危険だ」 | きばいやんせ!鹿児島

トランプ「日本イスラム共和国」発言に米誌も驚愕…「深刻におかしい」「本当に危険だ」

NATO首脳会議での相次ぐ言い間違いに批判が集まる一方、ホワイトハウスは「精力的な対応だった」と擁護した

2026年07月09日(木)10時20分
アンナ・スキナーハンナ・パリー

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SNSに投稿された動画で、ドナルド・トランプ米大統領がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を「プーチン」と呼び、その後「日本イスラム共和国」に言及したように見える場面が映っている。

発言があったのは、トランプがトルコのアンカラで今週開かれたNATO首脳会議に出席していた時のことだ。首脳らはロシア・ウクライナ戦争が続くなか、防衛費、ウクライナへの軍事支援、大西洋を挟んだ安全保障の将来について議論していた。トランプはこの会議を利用し、ヨーロッパの同盟国にNATOの防衛負担をより大きく担うよう迫っている。

問題の発言は、首脳会議の一環としてトランプが水曜にゼレンスキーと会談していた時のものとみられる、Xに投稿された2本の動画で注目を集めた。

ゼレンスキーの隣に座っていたトランプは「プーチン大統領に質問はあるか」と語った。「プーチン大統領に質問はあるか。ゼレンスキーではない。彼に何を聞きたいか。私がその質問をするから」

トランプの発言についてニューズウィークが問い合わせると、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官はこう答えた。「トランプ大統領はNATO首脳会議で、長時間にわたる精力的な対応を見せました。4回の個別の記者対応に加えて単独記者会見を開き、幅広いテーマについて記者からの台本なしの質問に答えました。大統領はどの場でも主導権を握り、同盟国に必要な厳しい愛情を示し、より強固なNATOと、より結束した自由世界を残して会議を終えました」

大統領の言い間違いはトランプに限ったことではない。ジョー・バイデン前大統領も在任中、注目度の高い言い間違いを繰り返して広く関心を集めた。24年7月のNATO首脳会議では、ゼレンスキーを誤って「プーチン大統領」と紹介し、その後訂正した。

同じイベントで、バイデンはカマラ・ハリス副大統領を「トランプ副大統領」と呼び、ほかの場面でも各国首脳や国名を取り違えた。両者の支持者は、こうした出来事をしばしば普通の言い間違いだと説明してきた。一方、批判派は、高齢や職務遂行能力をめぐるより広い懸念の証拠だと指摘している。

首脳会議の別の動画では、トランプが「完全に眠り込んでいるように見える」と主張されている。この動画ではトランプの視線が下に向いているが、擁護する視聴者は、腕が動いているように見えるため、何かを書いていたのではないかと述べた。

バイデン政権期と再選運動の時期にも、同様の主張が浮上した。批判派は、言い間違いや、公の場で集中力を失ったように見える瞬間を、加齢による衰えや職務遂行能力の低下を示す可能性があるものとして取り上げた。

専門家「深刻におかしい」「本当に危険だ」

退役したアメリカ海軍大学校教授で、元共和党員のトム・ニコルズは、別の大統領がトランプと同じ失言をしていれば、国家的危機になっていただろうと述べた。

「彼には何か深刻におかしいところがある。友人たちはそれを知っているし、批判者も知っている。スタッフも、きっと知っている。世界も知っている。各国首脳も知っている。何より重要なのは、われわれの敵も知っているということだ。だから彼らは彼を真剣に受け止めない」と、ニコルズはMS Nowで語った。「私は長年、学生たちに、大統領の発言は政策であり、大統領が話す時は注意を払わなければならないと教えてきた。誰も大統領に反論できないからだ。では今、われわれは本当にスペインとの全貿易を断つのか。誰にも分からない。そうかもしれないし、違うかもしれない」

「これは本当に危険だ。こうした一連の話の中で、『日本イスラム共和国』などを笑うことはできる。しかし彼は、アメリカが負けつつある進行中の戦争について、いくつもの発言をした。誰もそれに意味を持たせられるふりさえしていない」と、ニコルズは続けた。

「これがほかの大統領なら国家的危機だ。ジョー・バイデンが誰かの名前を間違えただけで、大見出しになった。今の大統領はあらゆることを完全に間違え、重要なNATO首脳会議で上の空になっている。それなのに、ただの水曜だ」

トランプ支持者や政権の同盟者は、大統領の健康状態や認知能力をめぐる懸念を繰り返し退けてきた。ホワイトハウスは、トランプが最近受けた身体検査と認知機能検査の結果を、職務遂行能力に問題がない証拠だとしている。一部の支持者は、原稿に頼らず脱線しがちな発言スタイルは長年の特徴であり、衰えの兆候ではないと主張する。

トランプが直近で受けた認知機能検査と身体検査は5月で、本人はその結果が自らの「極めて高い知性」を示していると述べた。

水曜のNATO首脳会議で注目を集めたトランプの振る舞いは、健康状態や精神面だけではなかった。トランプは、グリーンランドはアメリカが支配すべきだという考えも強調し、スペインを激しく非難した。これを受けて、ある記者はマルク・ルッテNATO事務総長に大統領の振る舞いについて質問した。

「あなたはドナルド・トランプの隣に座っています。彼がグリーンランド征服について語り、スペインのような同盟国を攻撃し、貿易戦争を始めると話す場面でです。昔のマルク・ルッテなら認めなかったように見えることばかりです。彼の隣に座って何も言わないことは、あなたの自尊心に何らかの影響を与えないのですか」と、その記者は質問した。

ルッテは、NATOをより強くすることに貢献したトランプは称賛に値すると述べ、アメリカを含むNATO同盟国は協力していると強調した。

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