“世界最長の駅伝大会”が21日開幕…コース変更で店の前は通らないけれど「応援の思いは変わらない」――ホームセンターが今年も12地区応援のぼり掲げる 薩摩川内 | きばいやんせ!鹿児島

“世界最長の駅伝大会”が21日開幕…コース変更で店の前は通らないけれど「応援の思いは変わらない」――ホームセンターが今年も12地区応援のぼり掲げる 薩摩川内

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コース変更後も立てている応援のぼり旗=薩摩川内市山之口町

 鹿児島県内12地区の代表が5日間、52区間567.5キロにわたり、郷土の期待が詰まったたすきをつなぐ県下一周駅伝(21日開幕)を前に、薩摩川内市山之口町のホームセンタータカミが今年も、店が面する旧国道3号沿いに全12チームの応援のぼり旗を掲げている。昨年からコースではなくなったが、変わらず応援の気持ちを伝える。
 同店は毎年大会が近づくと、第2日6区のコースだった店沿いに各チームカラーの旗を立ててきた。通過時刻が近づくと、多くのファンが集まったという。
 同店前を含む木場茶屋から川内小学校近くまでのコースは昨年、事故防止のため隈之城バイパスに変更された。大平史郎店長(51)は「店の前を通らなくなって寂しいが、応援の思いは変わらない」と話す。
 地元の隈之城地区コミュニティ協議会は、昨年は旧コースに応援に訪れた人が多かったとして、変更の周知を図っている。全戸配布のコミュニティだよりに掲載したほか、通過の前日と当日には防災行政無線で放送する予定。

 鹿児島県下一周駅伝は奄美群島の日本復帰を記念し、1954(昭和29)年に県内10地区の参加で始まった。昭和から平成、令和へと続いてきた大会は、延べ4万2000人以上が出走、走行距離は4万1000キロを超えた。大会を経験した選手の中から、日本のトップランナーへと成長した選手もいる。
 総距離52区間567.5キロは、現存する駅伝大会では世界最長を誇る。2番目の長崎県「郡市対抗県下一周駅伝大会」(3日間、42区間407.3キロ)=当時=よりも170キロ以上長い。
 大会を主催する南日本新聞社と鹿児島陸上競技協会が、2021年11月から、全国の陸上競技協会と地元スポーツ協会を対象にアンケートや電話で調査した。5日間の大会日数も、大分県「県内一周大分合同駅伝競走大会」(39区間390.8キロ)=当時=と並んで最も長かった。
 過去に開催された大会も含めると、2013年を最後に廃止された「グランツール九州大会(九州一周駅伝)」が8日間、51区間739.9キロで、日数、距離ともに最長だった。

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