地球が壊れる…!AIが巻き起こす「電力争奪戦」原発再稼働・火力発電所の大増設、そして待ち受ける「地獄絵図」 | きばいやんせ!鹿児島

地球が壊れる…!AIが巻き起こす「電力争奪戦」原発再稼働・火力発電所の大増設、そして待ち受ける「地獄絵図」

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AIが発達するにつれて、その消費する電力はケタ違いに大きくなっていく。OpenAIでは、「2033年には、日本の1.5倍もの電力を1社で消費する」という予測も出ているという。はたしてそのとき、地球は持つのか……?

前編記事【2033年、OpenAIは「たった1社」で「日本の1.5倍の電気」を消費する? 人類を脅かす「AIの電力」という大問題】より続く。

火力・原子力に舵を切るビッグテック

「各社は表向き、環境への影響や世間体を考えて、太陽光や風力といった再生エネルギーでAIの電力を賄うと言ってきました。しかし開発競争の過熱や、トランプ政権の規制緩和で、発電効率がよく安い、火力と原子力を活用する方向に舵を切っています」(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の杉山大志氏)

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太陽光発電は夜や雨の日には発電できないため、年間の稼働率が約13%と効率が悪い。風力発電はややマシだが、それでも最大で約35%だ。

「そのため、たとえばマイクロソフトは、再エネクレジット(再エネ発電で二酸化炭素排出を削減したことを示す証書)を買う一方、原発再稼働計画に出資したり、天然ガス発電の利用を進めたりしています。

ただし、原発の再稼働や新設は許認可が厳しく、地元との調整も難しい。グーグルはSMRと呼ばれる新型の小型原子炉に投資していますが、完成まであと10年はかかる見込みです。

アメリカでは、国内で採掘でき、すぐ利用できる天然ガスを活用する方向になってゆくでしょう」(同前)

じつは、マイクロソフトが出資し、2028年に再稼働する予定の原発は、1979年に大事故を起こした米スリーマイル島原発だ。閉鎖され、雑草が生い茂る施設を本当に再利用できるのかと、地元では反対運動が巻き起こっている。

米中の「AI戦争」で温暖化が急加速

加えて心配なのは、やはり二酸化炭素の排出と、温暖化だ。

AIデータセンターでは、GPU(画像処理装置)そのものを動かすためだけでなく、稼働時に70〜90℃もの高温になるGPUを冷やす、冷房・冷却システムにも莫大な電気がいる。

それらの多くを火力発電で賄うとなれば、地球温暖化が急加速するのは避けられない。

民主党のバイデン前政権以降、再エネ発電に力を入れてきたアメリカは、火力発電にいきなり全力を振り向けることはできないが、警戒すべきは中国の動向である。

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「中国は環境への影響などお構いなしに、アメリカとのAI開発競争に打ち勝つべく電力網を強化しています。

その規模はケタ違いで、石炭火力発電所の数は現時点で日本の約20倍。さらには、日本が持っているのと同じだけの数の火力発電所を、毎年のように新設し続けているのです」(前出・杉山氏)

AIの出現で、史上最大の「電力争奪戦」が幕を開けた。

データセンターの排熱と温暖化によって灼熱地獄と化した地球で、苦しむ庶民をビッグテックの大富豪たちが見下ろす……待ち受けるのは、そんな恐ろしい未来なのか。

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