本来、剪定は真夏にはおすすめできないけれど、なかには例外も。剪定が必要な理由も合わせてチェックしてみてください。
「ダメージを受けていたり、病気にかかっていたりする花や葉を取り除くことで、植物の回復を助けることができます。また、剪定により、形が整い、成長の方向が調整され、花や実の数が増えることもあるのです」と言うのは、ジャスティン・カンドラ。ミズーリ植物園のケンパー・ホームガーデニング・センターに所属する園芸家です。
しかし本来、真夏は剪定を避けるべき季節。「剪定は、いつだって選択的かつ意図的であるべきです」とニューヨーク植物園の屋外庭園のマージョリー・G・ローゼン担当マネージャー、コリン・カークは言います。「『このシーズン、まだしていなかったな』という理由だけで、剪定をしてはいけません。これによって、茎や葉に傷がつき、それが害虫を呼び込み、植物が病気に感染してしまう可能性があるためです。湿度の高い夏は特に気をつけなければいけません。剪定は、必要なときだけに実行しましょう」
つまり、大半の植物は、真夏には剪定しない方がよいということ。「植物にこれ以上ストレスをかけないためにも、最も暑い時期の剪定は避けるよう呼びかけています」とカンドラ。「剪定により、植物が自ら治癒しなければならない傷ができ、水量が限られた季節に成長することが強いられますからね」
しかし、例外もあります。ここでは、「真夏にでも剪定すべき」と専門家がすすめる植物を紹介します。
生垣
fotolinchen//Getty Images
この季節になると、ツゲやイチイなど生垣として植えられる植物は、新芽を伸ばし、十分に強く成長しているはずです。だから、形やサイズをそろえたいと思うのなら、安心して剪定することができます。
ただし、ツゲを初霜の直前に剪定してしまうと、その後に生えてくる新芽が十分に育つ時間がなくなってしまうことを覚えておいてください。すぐに手を打たないと、手遅れになってしまいます。それから、手作業で行うこと。電動バサミを使うと、繊細な作業ができません。
初夏に咲く多年草
Haitong Yu//Getty Images
真夏に剪定を行うと、サルビア、キャットミント、ニガヨモギといった多年草は、萌芽や開花が促されます。開花のピークを過ぎている場合は、さらに花を咲かせるために、思い切って剪定してみてください。
つるバラ
Jacky Parker Photography//Getty Images
シュラブローズなど、多くの種類のバラは、夏に剪定を行うことで2回目の開花をより大きなものにすることができます。長い枝をもち、通常は6月に一度だけ大きな花を咲かせるつるバラも、剪定が必要な場合はこの時期に行なってください。
傷ついた、あるいは危険な植物
Allkindza//Getty Images

コメント