森山裕氏「取り組まなければならない計画」50年以上進展がなかった東九州新幹線に動き 国のケーススタディに選定 | きばいやんせ!鹿児島

森山裕氏「取り組まなければならない計画」50年以上進展がなかった東九州新幹線に動き 国のケーススタディに選定

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 18日の九州新幹線全線再開に期待が高まる中、福岡・大分・宮崎・鹿児島を通る「東九州新幹線」の計画が注目され始めています。50年以上進展がありませんでしたが、自民党県連の森山裕会長が「実現に向けて頑張らないといけない」と述べるなど、機運を高めようとする動きも出ています。
 5日、鹿児島市で開かれた自民党県連の「政経セミナー」。林総務大臣の講演に先立ちあいさつをした森山裕県連会長が最後に述べたのは――。

(自民党・森山裕県連会長)
「今から我々が取り組まなきゃならないのは北九州から大分、宮崎、鹿児島中央駅までの新幹線をどう計画を進めていくかということです」
 福岡・大分・宮崎・鹿児島を通る「東九州新幹線」の構想です。全国新幹線鉄道整備法に基づき、1973年に基本計画に位置づけられましたが、具体的な建設への動きはないまま50年以上の月日が流れました。
 その計画に動きがあったのは8月7日。国土交通省が「東九州新幹線」について、輸送の需要やルート案などを調査・検討するケーススタディの対象路線に選びました。「東九州新幹線」の実現にはケーススタディを経て、法定調査で検討され、整備計画に格上げされる必要があります。
 こうした動きを念頭に森山県連会長は「鹿児島空港のさらなる発展のために、空港の地下に駅をつくることが大事だ」と強調しました。

 2011年に全線で開業した九州新幹線。観光やビジネスなどこれまでの人の流れを劇的に変え、大きな経済効果を生み出しました。その一方で――。
 2026年7月の熊本地震ではレールや橋脚などが損傷する被害を受け、一部の区間では運転の見合わせが続いています。さらに九州自動車道も一時通行止めとなり、九州の大動脈の寸断は鹿児島の物流や観光などに大きな影響を与えました。

 8月28日、宮崎県都城市で開かれた東九州新幹線について考えるシンポジウムに参加した鹿児島県の藤本副知事は…。
(鹿児島県・藤本 徳昭副知事)
「実は今、九州新幹線が止まっています。もし東九州新幹線があったら、観光客の皆さんが来ていただけたんですけども。そういう意味でも東九州新幹線に期待しています」
 同席した宮崎県都城市の池田宜永市長も「防災の観点から代替ルートとして極めて重要な意味がある」と述べました。
 50年以上の時を超え、動き始めた東九州新幹線。街の人は。
(30代)
「税金は上がったら嫌だけど。宮崎とか大分は遠いから高速で行くと。新幹線で行けるんだったら、メリットはあるのかなと思います」
(福岡県在住・50代)
「行きと帰りで違った景色を見て帰れるとか。人生に一回は九州一周した方がいいかなと思います」
(鹿児島市在住)
「あると行きやすいし、鹿児島にも皆さん来てくれると思うのでお互いあるといいなと思います」
 賛成の声が多くあがった一方で「必要性を感じない」という反対意見も一部聞かれました。
 東九州新幹線について鹿児島県は「経済の発展や地域振興、災害時の代替ルート確保など実現に向けて関係各県などと連携して取り組んでいきたい」としています。

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