【玄関先に植える木】1本でもおしゃれ!小さなスペースで楽しめる《常緑低木》おすすめ6選いい香りの花、虫が付きにくい木、ローメンテな木など、魅力たっぷりの庭木です | きばいやんせ!鹿児島

【玄関先に植える木】1本でもおしゃれ!小さなスペースで楽しめる《常緑低木》おすすめ6選いい香りの花、虫が付きにくい木、ローメンテな木など、魅力たっぷりの庭木です

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玄関先がおしゃれだと、住む人の印象もよく見えるもの。近年では、植物を植えられるような庭はなくても、玄関先にちょっとした花壇スペースがあるというお宅も多いのではないでしょうか。

そこに「何か植物を植えておしゃれに見せたいけれど、なにを植えたらいいのかわからない」という方には、小さめの常緑低木がおすすめ。一年中葉があるので冬でも寂しくならず、空間を立体的に見せることでおしゃれ度がアップします。

そこで今回は、玄関先の小さなスペースでも楽しめる「常緑低木」を6つ、参考価格とともにご紹介。花や香り、紅葉や果実など見どころのある低木をセレクトしましたので、玄関先をおしゃれ空間にしたい方はぜひ参考にしてください。

1. この記事で紹介する《玄関先の小さなスペースで楽しむ常緑低木》6選

白と紫の小花をつけた樹木

コクチナシ

記事後半では「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。

2. 玄関先の小さなスペースでも楽しめる!おしゃれな《常緑低木》6選

2.1 フェイジョア

果樹としても楽しめるトロピカルな庭木「フェイジョア」

ピンクの花を咲かせているフェイジョア

  • 最大樹高:200〜500cm(品種によって異なる)
  • 開花時期:夏

トロピカルなピンクの花と、丸みをおびた葉がおしゃれなフェイジョア。葉の表面は濃いグリーン、裏側はシルバーホワイトと表裏で葉色が異なり、花がない時期も「葉を楽しむ木」として活躍してくれます。

果樹としての品種が複数あり、実を収穫したい場合は1本でも実がなりやすい自家結実性のある品種がおすすめ。秋には甘さと酸味のある果実の収穫も期待できます。病虫害に強く、無農薬で育てられるのも嬉しいポイントです。

日当たりと水はけの良い場所を好み、寒さはやや苦手。霜の降りる地域ではマルチングなどの防寒対策が必須です。成長がゆっくりなので剪定の手間もあまりかかりません。切り戻しや樹形を整える剪定は、春におこないましょう。
参考価格:800円〜1500円前後(3.5号ポット苗)

2.2 コクチナシ

良い香りが漂う清楚な白い花「コクチナシ」

白いコクチナシの花のアップ画像

  • 最大樹高:30〜50cm
  • 開花時期:初夏

梅雨時期に清楚な白い花を咲かせるコクチナシ。シンプルな一重咲きと豪華な八重咲きの品種があり、花が咲くと濃厚な甘い香りが漂います。

一般的なクチナシの樹高が100〜200cmであるのに対し、コクチナシの樹高は30〜50cm。花のサイズもクチナシは5cm前後、コクチナシは3cm前後と全体的にコンパクトなため小さなスペースでも圧迫感なく楽しめます。

風通しのよい半日陰や日なたを好み、強い西日や寒風が当たる場所は苦手です。オオスカシバやアブラムシなどの害虫が付きやすいため、適切に殺虫剤を使用しながら育てましょう。
※参考価格:800円〜1500円前後(4号ポット苗)

2.3 ニオイバンマツリ

花色の変化を楽しめる「ニオイバンマツリ」

薄紫と白の花を咲かせているニオイバンマツリ

  • 最大樹高:100〜300cm
  • 開花時期:冬の終わり〜初夏

ニオイバンマツリは、開花中に色が変わるユニークな花が魅力。咲き始めは鮮やかな紫、咲き進むにつれて淡い紫色、そして白へと変わり、3色の花がグラデーションのように咲く姿は見ごたえタップリです。

名前の通り、花から爽やかな芳香が漂うのも嬉しいポイント。朝や昼よりも夜のほうが香りが強くなるという面白い個性も魅力のひとつです。

日当たりと水はけのよい場所を好み、寒さがやや苦手。温暖な地域では地植えで越冬できますが、強い霜が降りる地域では鉢植えで管理して室内で越冬させましょう。切り戻しは花が咲き終わったらすぐに行ってください。
※参考価格:1200円〜2000円前後(4号ポット苗木)

2.4 カルーナ

米粒のような小花をつける「カルーナ」

ピンクと白の花を咲かせているカルーナ

  • 最大樹高:20〜80cm
  • 開花時期:品種によって異なる

まるで米粒のような花を株いっぱいにつけるカルーナ。赤やピンク、白や紫などのカラーがあり、色が褪せにくく長期にわたって鑑賞できるのが魅力です。

品種がとても多く、夏咲き種や冬咲き種、地面を這うように育つタイプから高さ80cmほどにまで育つタイプ、秋に紅葉が楽しめるものなどバリエーション豊富。玄関の雰囲気や好みに合わせて選べます。

高温多湿が苦手なので、風通しが良く西日が当たりにくい場所で、水はけのよい土に植えるのがベストです。開花後の剪定で株内の風通しを良くし、蒸れを防ぎましょう。暖地では鉢植えにし、夏は涼しい場所に移動すると夏越ししやすくなります。
※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.5 エリカ

ふんわりした花姿の「エリカ」(写真はジャノメエリカ)

ピンクの花を満開に咲かせているエリカ

  • 最大樹高:15〜100cm
  • 開花時期:品種によって異なる

細く繊細な枝に小さな花をびっしりと咲かせるエリカ。ふんわりした優しい姿から、ナチュラルガーデンや北欧風の雰囲気によく似合う低木です。

品種がとても多く、ピンクの花×黒い雄しべのコントラストが印象的な「ジャノメエリカ」、筒形のユニークな花が魅力の「エリカ・ファイヤーヒース」、鈴のようなかわいい花が咲く「エリカ・テトラリクス」など多彩。玄関の雰囲気に合わせた品種やカラー選びが楽しめます。

肥えた土よりも痩せた土壌を好む植物。日当たり・風通し・水はけのよい場所で管理しましょう。品種によって耐寒性や耐暑性が異なるため、お住まいの地域の気候に合う品種を選ぶと育てやすいですよ。
※参考価格:500円〜800円前後(3号ポット苗)

2.6 オタフクナンテン

寒さに当たり真っ赤に紅葉した「オタフクナンテン」

花壇に並ぶ赤いオタフクナンテン

  • 最大樹高:20〜50cm

オタフクナンテンは、お正月の縁起木として知られるナンテン(南天)の矮性品種。ナンテンよりも小ぶりで明るい色合いのため、どんな雰囲気にもマッチします。

春から夏は明るい緑色の葉、秋から冬にかけては株全体が赤く紅葉する様子を楽しむことができ、常緑樹ながら季節の変化を感じられる庭木。玄関先のおしゃれなアクセントにおすすめです。

自然とコンパクトにまとまるため、剪定はほとんど不要。病虫害にも強く、手がかからない庭木です。日陰でも育ちますが、日当たりが良いほうがより鮮やかな紅葉が楽しめます。
※参考価格:600円~1700円前後(3号ポット苗)

3. 小さめの常緑低木で、玄関先をおしゃれな空間に

玄関先の小さなスペースでも、少し高さのある植物を取り入れると、空間にメリハリが生まれておしゃれな雰囲気になります。

草花を植えるのも素敵ですが、季節ごとに植え替える必要がなく、一年を通して花や実、葉の姿が楽しめる常緑低木を植えるのもひとつの方法です。

ご自宅の環境や好みに合ったお気に入りの常緑低木を見つけて、玄関先の小さなスペースを季節の移ろいが感じられるおしゃれな空間に変えてみませんか?

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

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鈴森 真樹

鈴森 真樹

LIMO編集部

ライター/樹木医/1級造園施工管理技士

樹木医1級造園施工管理技士一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。

日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。

大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。

秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。

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